インドネシアの静けさを宿す石: ブルーアイスナカウリットとの出会い

インドネシアの静けさを宿す石: ブルーアイスナカウリットとの出会い

インドネシアの大地から届いた、不思議なほど澄んだブルー。

それが「ブルーアイスナカウリット」です。初めてその石を手に取ったとき、私は言葉を失いました。まるで氷の奥に閉じ込められた青い記憶が、静かに語りかけてくるような感覚。日本ではまだあまり知られていないこの石には、見る者の心をふっと軽くしてくれる、不思議な癒しがあります。

 

ブルーアイスナカウリットは、主にインドネシアで採掘される希少な天然石です。その名の通り、まるで南極の氷のような淡い青と、時おりグレーやミルクホワイトが混じる独特の模様が特徴。見た目の美しさはもちろん、石に触れるとどこか「無」の感覚に包まれ、頭の中が静かになるような気がします。

 

パワエニでは、現地の職人と直接つながり、質の良いブルーアイスナカウリットをひとつひとつ丁寧に選んでいます。今回入荷したカボションは、透明感と色合いが特に際立つAランクのもの。光にかざすと、内側から淡いブルーがじんわりと浮かび上がり、まさに“氷の記憶”と呼びたくなるような美しさです。


この石がもたらすのは、心の整理と静かな集中。仕事や日常で何かと慌ただしい現代人にとって、ブルーアイスナカウリットは“心の静寂”を取り戻すパートナーになってくれるはずです。私自身、PC作業のそばにこの石を置いていますが、ふと目をやるたびに呼吸が深くなり、余白が生まれるのを感じています。


これからも、こうした“感性で選ぶ石”を、パワエニでは大切に届けていきたいと思っています。天然石はただのアクセサリーではなく、心に寄り添う存在。ブルーアイスナカウリットは、その代表格になるかもしれません。

ブルーアイスナカウリットの持つ静けさと美しさは、どのように生まれているのか——。

現地インドネシアでのカット作業の様子を、ぜひご覧ください:

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